外出先で顔見知りの人を見かけたら、あなたならどうしますか？

　　　①遠くからでも、こちらから挨拶をする。
　　　②相手が気づかなければ、そのまま通りすぎる。

　ある会社に勤めるＡさんは、もともと引っ込み思案な性格で、外で知り合いを見かけても、挨拶するタイミングを失うことがよくありました。
　しかし、あることをきっかけに行動が変わったといいます。ある日、乗り換えの駅でＡさんは後ろから声を掛けられました。それは取引先の担当者で、何年か前に転勤したＢさんだったのです。
　Ｂさんは「お仕事中かと思いましたが、懐かしくて・・・」と笑顔で挨拶をしてくれました。ほんの短い会話を交わしただけですが、Ａさんの心には温かい感動が残りました。自分を覚えていてくれたこと、一言でも声を掛けてくれたことがとても嬉しかったのです。
　それからＡさんは「迷ったら挨拶をしよう」と決めました。少しでも人との繋がりを大事にしたいと思うようになったのです。たとえ相手に気づいてもらえなくても、笑顔で挨拶するようにしたいですね。

ほっと・氷川台ケアプランサービス
ケアマネジャー
西尾淳